Windows 11 回復ドライブの作成方法
Windows 11にはリカバリディスクは付属していないため、自分で作成する必要があります。回復ドライブによりWindows 11のパソコンが起動しなくなった場合、初期化して修復する事が出来ます。
回復ドライブを作成するためにはUSBメモリが必要です。推奨32GB、最低16GBとされています。ここでは16GBにUSBメモリを使って回復ドライブを作成してみます。
最初にUSBメモリをパソコンに接続して認識させておきます。
スタートボタンをクリックして「すべてのアプリ」をクリックします。
下にスクロールさせて「W」の項目にある「Windows ツール」をクリックします。
下の方にある「回復ドライブ」をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」が表示されるので「はい」をクリックします。「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」がチェックされている事を確認して「次へ」をクリックします。
「お待ちください」と表示されるので、そのまま待ちます。
「USB フラッシュドライブの選択」と表示されたらUSBメモリが選択されている事を確認して「次へ」をクリックします。
「回復ドライブの作成」と表示されるので「作成」をクリックします。
「回復ドライブを作成中」と表示されてフォーマット、ユーティリティのコピー、システムのコピーが始まります。非常に時間がかかります。環境により異なりますが、今回は2時間以上かかりました。時間にゆとりのある際に行う事を推奨します。
「回復ドライブの準備ができました」と表示されたら「完了」をクリックます。以上で回復ドライブの作成は完了です。
回復ドライブはパソコンが不調になった際に使うユーティリティですが、利用する際は、まず、パソコンのBIOS設定でUSBメモリから起動させる設定をする必要があります。BIOS設定はメーカー機種により異なるのでメーカーのホームページで確認する必要があります。